
FXはお金持ちがする取引なの?




違うモン。FXは数百円の小遣い程度から楽しめるモン。
FXは知的であり、知れば知るほど奥の深い取引です。
まさに大人の趣味にはピッタリ。
わたしも趣味のひとつとして、数百円単位でFX取引を楽しんでいます。



FXはお金持ちの取引で、大金が飛び交う世界だと思っていませんか。
わたし自身FXをはじめたばかりの頃は、FXは5桁の世界だと勘違いしていて、いつも数万円を失っているたけの ”養分” でした。
しかし投資の基本を長期投資(投資信託など)に切り替えてからは、FXを数百円からの「小遣い稼ぎ」に位置づけました。
「FXの小遣い稼ぎ」は、眠くなりそうな長期投資へのちょっとした刺激になります。
食事にたとえると、FXを味噌汁から漬物に変更したのです(笑)
FXは、適切なレバレッジで取り引きすれば数百円単位で十分に楽しめる取引。
FX初心者の方は、まずは数百円からFXの世界に飛び込んでください。
しっかりとFXを学んで、数百円の取引で場数を踏んだのちには、FXは副収入の立派な源(みなもと)になっていることでしょう。
本記事では、数百円から楽しめるFXの魅力をわかりやすく説明しています。
数百円からのFXへようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
FXは外国為替証拠金取引



・FXとはある国の通貨を別の国の通貨に交換すること、基本的には海外旅行のときに行う外貨両替と同じ取引を行う事を言います。
みんなのFX
・FXのメリットはレバレッジが効くこと、レートの変動により利益を得る可能性があること、また2国間の金利差により毎日利益を得られる可能性があることです。
・FXのリスクは損をする可能性があること、選んだ通貨によって流動性に差があることなどがあります。
FXについて、さまざまな角度からわかりやすく説明します。
FXの用語の意味がわからない場合は、FXの用語を覚えてからFX取引をはじめましょうをご参考ください。



FXは公平な取引
あらゆる金融取引のなかで、もっとも公平な金融取引は何でしょうか。
金融取引とは、金融資産を売買することで利益を得ようとすること。
金融取引には「FX」「株式投資」「先物取引」「オプション取引」「仮想通貨」などいろいろありますが、そのなかでもFXの参加者が圧倒的に多いです。
世界各国のお金は、自国以外のお金とそれぞれ常にむすびついています。
よくニュースや新聞で目にするのは、1ドル100円とか1ユーロ300円などですね。




FXは「Foreign Exchange」の略だモン。
なんらかの理由で為替相場が荒れたとしても、いずれ適切なレートに落ち着いていきます。
なぜなら、各国の「政治」「経済」「資源」などの力関係は、そう簡単には変わらないからです。
FXはほかの金融投資と違い、いずれは適切なレートに落ちつくことから「最も公平な金融投資」といえるでしょう。
FXは投資
FXでは、「ドル買い」「円売り」といった表現を使います。
「買い」「売り」の取引によって、各国それぞれのお金の価値は刻一刻と変動していきます。
変動とは「1ドル=100円」が、101円になったり99円になったりすることです。




FXはギャンブルではないわ。




FXは投資なんだモン。
FXの説明図



1米ドルを100円で買ったとします。
100円で買った1ドルを120円で売れば20円の利益。
1ドルを80円で売ったとします。
上記の利益を為替差益といいます。
FXは、為替差益をとる取引なのです。
通貨ペア
米ドル円の通貨ペア



日本円と米ドルを取り引きする場合は「米ドル/円」、米ドルとユーロを取り引きする場合は「ユーロ/米ドル」という通貨ペア。
通貨ペアは、「通貨/通貨」のように「/」で2国の通貨を区切って表します。
左側と右側の並びの関係は、 右側の通貨で左側の通貨を買うことを意味しています。
「米ドル/円」であれば、日本円で米ドルを買うということですね。
主な通貨ペア
- 米ドル/円
- ユーロ/米ドル
- ポンド/米ドル
- 米ドル/スイスフラン
- 豪ドル/米ドル
- 米ドル/カナダドル
- ニュージーランドドル/米ドル
日本の店頭 FX取引の通貨ペア別シェア



日本のFX市場では、米ドル/円の取引が圧倒的に多いですね。
スプレッド
売り値は「Bid」、買い値は「Ask」と表示されます。
FXで通貨を売買するときの画面



上図で説明します。
スプレッド0.2銭(左側)の購入価格(ASK)は「100.002円」、スプレッド1.0銭(右側)の購入価格(ASK)は「100.010円」です。
*1円=100銭 1銭=0.01円
スプレッドが0.8銭広い(1-0.2)と、購入価格が0.8銭高く(1-0.2)なります。
”たったの0.8銭” と思うでしょうが、実際のFX取引では、最低1,000通貨または10,000通貨からの取引がほとんどです(松井FX等は1通貨からの取引)。
手数料が0.8銭でも、「1,000通貨で8円」「10,000通貨で80円」が1回の取引手数料となります。




売り値と買い値の差が、実際の手数料になるんだモン。
逆に売るときの価格(BID)は、「スプレッド0.2銭」「スプレッド1.0銭」ともに同じ「110.000円」です。
どう考えてもスプレッドは狭いほうがいいですよね。
ほとんどのFX会社は「取引手数料は無料」とかかげていますが、実際はBidとAskの差がFX会社の手数料になります。



FXのスプレッドは、為替手数料と呼ばれます。
FXをはじめる際には、できるだけスプレッドのせまいFX会社を選びましょう。
*FX各社のスプレッドは、「取引通貨数」「取引時間」「相場急変時」などで変動します。
FXのメリット



FXのメリットとについて4つ説明します。
少額で大きな投資
FX最大の魅力は、少い資金で大きな取引のできるレバレッジ。
レバレッジにより、少ないお金でたくさんのお金を取り引きできます。



FXは、証券会社にお金を預けておくこと(証拠金)で最大25倍の取引ができます。
たとえば、1米ドル=100円のときには100円で1米ドルだけ買えますが、レバレッジを10倍かければ100円で10米ドルも買えます。
すなわち1米ドルが101円になった場合、レバレッジ無しだと1円の利益ですが、レバレッジが10倍だと利益が10円になるのです。
FXは24時間取り引きできる
インターネットの普及により全世界が1つの市場となった現在では、24時間世界中のFX市場で取り引きできるようになりました。
「土曜日・日曜日」「1月1日」以外の日は、ほぼ24時間FXができます。
FXの各国取引時間



なお、毎日9時55分には基準レートを決める「仲値(なかね)」が発表されるので、8時から10時の間は値動きが活発になりがちです(仲値とは?)。
仲値が決まって10時を過ぎると、値動きが落ちついていく傾向にあります。
FXはスワップポイントで稼げる
FXは、通貨ペアの価格変動だけではなく金利でもかせげます。
その名もスワップポイント。
各国の通貨には政策金利が設定されていて、低い金利から高い金利までさまざま。
金利の低い通貨で、金利の高い通貨を買うことにより毎日スワップポイントをもらえるのです。
逆に金利の高い通貨で、金利の安い通貨を買うと毎日スワップポイントをはらうことになります。
スワップポイント



たとえば金利を1%に設定している通貨と、10%に設定している通貨があるとします。
金利1%の通貨で10%の通貨を買ってもっていると、毎日その差9%相応のスワップポイントがもらえるのです。
ただし、スワップポイントは政策金利だけで決まるわけではありません。
短期金融市場の金利もスワップポイントに影響するので、金利差そのものが直接スワップポイントとして表れるものではないです。
もらえるスワップポイントは1ロット単位。
*ロットについては後述します。
たとえば、「1ロット=1,000通貨・スワップポイント=0.2」の口座で、1,000通貨もっていると1日に0.2円もらえます。




金利が安い日本円は、「売り」に適しているわね。
スワップポイントは、まさしく「ほったらかし投資」そのもの。
金利の高い通貨を長期間持っているだけで、”チャリンチャリン” とお金が貯まります。
主な通貨の政策金利
国 | 政策金利 |
日本 | -0.10% |
米国 | 4.50~4.75% |
欧州 | 3.35% |
英国 | 4.00% |
南アフリカ | 7.25% |
9.00% | |
ブラジル | 13.75% |
- 金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うと、翌日スワップポイントがもらえます。
(例)日本円でトルコリラを買う - 金利の高い通貨で金利の低い通貨を買うと、翌日スワップポイントをはらいます。
(例)トルコリラで日本円を買う




金利の高い通貨を売ると、たくさん金利を払うことになるんだモン。
代表的な高金利通貨は、「トルコリラ」「南アフリカランド」「メキシコペソ」です。
FX各社のスワップポイント(例)
FX会社 | 米ドル / 円 | ユーロ /円 | ランド / 円 |
みんなのFX | 買い:30円 売り:-33円 | 買い:-10円 売り:8円 | 買い:10.1円 売り:-10.1円 |
DMM FX | 買い:33円 売り:-36円 | 買い:-9円 売り:6円 | 買い:9円 売り:-12円 |
LION FX | 買い:0.2円 売り:-8.3円 | 買い:-6円 売り:0.1円 | 買い:1.5円 売り:-2.7円 |
MATSUI FX | 買い:28円 売り:-68円 | 買い:-38円 売り:8円 | 買い:9円 売り:-19円 |
同じ通貨ペアでもFX会社ごとに、受け取れるスワップポイントはまったくと言っていいほど異なります。
空売り
空売りができると収益の機会が2倍に広がります。




FXでは、通貨が上がっても下がっても利益を出せるんだモン。
ちなみにFX取引は、取引中に実際のお金をやりとりすることはありません。
取引中はお金の受け渡しは行われずに、取引後の利益と損失のお金だけが動くのです。
差金決済



取引後の利益と損失のお金だけが動く取引を差金決済といいます。
”FXは差金決済”
FX空売りの説明図



1ドル110円のときに、米ドルを売ると手元には110円が残ります。
その後、1ドル100円になった時点で米ドルを買いもどせば、手元に10円が残り10円の利益となります。
FXのデメリット



FXのデメリットについて2つ説明します。
寝落ちで大損
寝静まった夜中にも、世界中でFX市場は動いています。
寝ているあいだに価格が急落する可能性もあるので怖いです。



ただし、下図のような注文方法で対処できるので安心してください。
買いポジションの「指値注文」「逆指値注文」



- 110円で買ったドルが、120円に上がったら自動的に売る注文方法を「指値注文」といいます。
- 利益確定の指値注文は、利益がでたら売るという普通の注文方法。
- 110円で買ったドルが、100円に下がったら自動的に売る注文方法を「逆指値注文」といいます。
- 損失限定の逆指値注文は、これ以上損しないための注文方法。
売りポジションの「指値注文」「逆指値注文」



- 110円で売ったドルが、100円に下がったら自動的に買いもどす注文方法を「指値注文」といいます。
- 利益確定の指値注文は、利益がでたら買い戻すという普通の注文方法。
- 110円で売ったドルが、120円に上がったら自動的に買い戻す注文方法を「逆指値注文」といいます。
- 損失限定の逆指値注文は、これ以上損しないための注文方法。




損切り(そんぎり)は大切だわ。




損切上手になりたいモン。
損失限定の逆指値注文を出しておけば、しっかりと損切りできるので安心して取引できます。
レバレッジで大損
レバレッジをかけることによって、少ないお金で大儲けできますが、逆に大損する可能性もあります(レバレッジとは?)。
たとえば手持ち資金10,000円(証拠金)で、1米ドル100円のときに1,000通貨を運用していた場合、10,000円で100,000円の取引をしているのと同じです(レバレッジ10倍)。
しかし後日、1米ドルが100円から90円に下がった場合、1,000通貨の価値は100,000円→90,000円(マイナス10,000円)になってしまいます。
手持ち資金は10,000円なので、マイナス10,000円の時点で手持ち資金の証拠金がすべて消えてしまいました。
証拠金はFX会社に預けた担保です。



必要証拠金=通貨の価格(日本円)×通貨数(米ドル)÷25(最大レバレッジ)
証拠金維持率=証拠金(手持ち資金)÷必要証拠金×100
- 必要証拠金(100×1,000÷25)=4,000円
- 証拠金維持率(10,000÷4,000×100)=250%
証拠金維持率
追証が発生する基準は、それぞれのFX会社で異なります。
主なFX会社の追証が発生する証拠金維持率
FX会社 | 基準 |
ヒロセ通商(LION FX) | なし |
LINE FX | なし |
みんなのFX | なし |
DMM FX | 100% |
松井証券FX | 100% |
GMOクリック証券 | 100% |
ロスカットされる基準も、それぞれのFX会社で異なります。
主なFX会社のロスカットが発生する証拠金維持率
FX会社 | 基準 |
ヒロセ通商(LION FX) | 100% |
LINE FX | 100% |
みんなのFX | 100% |
DMM FX | 50% |
松井証券FX | 50%~90% 選択制 |
GMOクリック証券 | 50% |
大きなレバレッジで取り引きしていると、ロスカットされる確率も高まります。
証拠金維持率とレバレッジ(例)
証拠金維持率=2,500% | レバレッジ1倍 |
証拠金維持率=1,250% | レバレッジ2倍 |
証拠金維持率=500% | レバレッジ5倍 |
証拠金維持率=250% | レバレッジ10倍 |
証拠金維持率=100% | レバレッジ25倍(追加証拠金が発生) |
証拠金維持率=50% | レバレッジ50倍(ロスカット) |




レバレッジは、2~3倍からはじめる方がいいんだモン
レバレッジのかけすぎは禁物です。
くれぐれもご注意ください。
ロット



ロットとは、取引(売買)できる通貨数の単位のことで、一般的に1ロット=10,000通貨です。
*FX会社ごとで1ロットの単位は異なります。
FXでロットが使われる理由は、桁数が多くなる際のミスを減らすためです。
取り扱いできる通貨数は、「1ロット」「0.1ロット」のFX会社が一般的ですが、「0.0001ロット」から取り引きできるFX会社(松井FXなど)もあります。
- 1ロット=10,000通貨
- 0.1ロット=1,000通貨
- 0.0001ロット=1通貨
なお、取り扱い数が1ロットのFX会社では、15,000通貨の売買はできません。
10,000通貨ごとの売買となります。



主なFX会社の最小取扱単位
FX会社 | 単位 |
DMM FX | 10,000通貨 |
GMOクリック証券 | 1,000通貨 |
みんなのFX | 1,000通貨 |
LION FX | 1,000通貨 |
LINE FX | 1,000通貨 |
MATSUI FX | 1通貨 |
SBI FXトレード | 1通貨 |
ロット数を上げればその分リスクが高くなり、下げればリスクを抑えた取引ができます。
これからFXをはじめる方は、万が一の損失が少なくて済むように少ないLot数から取り引きしてください。



少ないロットで経験をたくさん積んで、慣れてきたら少しずつロットを増やしていきましょう。
通貨の単位



FXの世界には、通貨の値動き表す共通の単位があります。
その名はpip(ピップ)です。
pipは「percentage in point」の略語。
「パーセンテージ イン ポイント」
”もっとも小さい通貨単位の1%(1 / 100)” という意味です。
pips は 、pip にSがついて複数形となります。
1pipsは、円・セント・ペニーなど、最小通貨単位の1/100であることを覚えておいてください。




pipはFXではかならず使う単位なので、しっかりと覚えておくモン。
世の中には円・米ドル・ユーロなど多くの通貨がありますが、それぞれの通貨の単位はさまざまです。
通貨単位がバラバラだと、通貨の変動を比較するのが大変になります。
1円上がるのと、1米ドル上がるのではその価値は全然違いますよね。
仮に1米ドルが100円だとしたら、両者には99円の差があります。
そこでpipという共通の単位が作られました。
日本円は1pips=0.01円



通貨ペアに日本円が入ると、1pipsは0.01円となります。
ただし、LION FXなど一部のFX会社では、1pips=0.001円と設定している場合もあります。
現在では下図の 〇 のように、pips未満の単位も存在するからです。







まずは1pips=0.01円とおぼえておくわ。
1pips=0.01円は、日本円の最小単位1円の1 / 100です。
日本円にはセントやペニーのような補助通貨がないので、日本円だけが1pips=0.01円となります(補助通貨とは?)。
円を含む通貨ペアのpipsは、少数点第2位と覚えましょう。
円を含む通貨ペア | 1pips |
米ドル / 円 | 0.01円 |
ユーロ / 円 | 0.01円 |
ポンド / 円 | 0.01円 |
たとえば、米ドル/円を100.10円で買って100.20円で売ると10pips(0.1円)の利益になります。
日本円以外は1pips=0.0001通貨



日本円を含まなない通貨ペア、「ユーロ / 米ドル」「ユーロ / ポンド」などは、1pips=0.0001通貨となります。
一般的に取引される通貨(円以外)には補助通貨があるので、「1 / 100」×「1 / 100」で1pips=0.0001通貨です。
- 米国の最小通貨単位は1セント。
- 1pips は最小単位の100分の1なので、 1pipsは0.01セント。
- 1米ドルは100セントなので、1セントは0.01米ドル。
- 1pipsは0.01セントなので、1pips=0.01×0.01米ドル。
上記の計算により、1pipsは0.0001米ドルとなります。
円を含まない通貨ペアのpipsは、少数点第4位と覚えましょう。
円を含まない通貨ペア | 1pips |
ユーロ / 米ドル | 0.0001米ドル |
ユーロ / ポンド | 0.0001ポンド |
たとえば、ユーロ / 米ドルを1.13000米ドルで買って、1.13100米ドルで売ると10pips(0.001米ドル)の利益になります。




ここでマメ知識を紹介するモン。
通貨ペアは、表示されているレートの右から2番目の数字(8)がpipsの1の位になります。



売 Bid 113.785円は、pipsで表すと11,378.5(イチマン イッセン サンビャク ナナジュウ ハチ テン ゴ )pipsとなり、8がpipsの1の位になりました。




覚えていて損はないわ。
繰りかえしますが、LION FXなど一部のFX会社では右端の数字がpipsの1の位になります。
混同しないように気を付けてください。
pipsで損益計算
「日本円を含んでいる場合」「日本円を含んでいない場合」の、pipsを使っての損益計算式です。
【獲得pips×0.01円×通貨数】
米ドル/円の取引で、1米ドル100.00円のときに10,000通貨買って100.05円で売った場合、「獲得pipsは5pips」「利益は500円」となります。
5pips×0.01円×10,000通貨=500円
【獲得pips ×0.0001×為替レート×通貨数】
ユーロ/ポンドの取引で、1ユーロ=0.80000ポンドのときに10,000通貨買って0.80050ポンドで売った場合、「獲得pipsは5pips」「利益は4ポンド」となります。
5pips×0.0001×0.8ポンド×10,000通貨=4ポンド
1ポンド=150円だとすると、4×150円=600円の利益です。
pipまとめ



今まで聞いたこともないpipの意味や利用に、FXをはじめたばかりの方は戸惑うかもしれません。
さまざまな通貨ペアの為替レートをなんども見て、6ケタの数字に慣れることをオススメします。
そうすれば、いずれpipに慣れて日本円以外の通貨ペアの計算もできるようになるでしょう。
まとめ



”FXで手軽にお金持ちに” という考えは、キッパリと捨ててしまいましょう。
1米ドル=100円:所持金10,000円のレバレッジ
- 100通貨を買うとレバレッジは1倍:1万円の資金で1万円を取引
- 1,000通貨を買うとレバレッジは10倍:1万円の資金で10万円を取引
- 2,000通貨を買うとレバレッジは20倍:1万円の資金で20万円を取引
- 2,500通貨を買うとレバレッジは25倍:1万円の資金で25万円を取引




レバレッジは、通貨の「価格と数量」で決まるのがわかるモン。
レバレッジを最大の25倍にかけて、資産を一気に増やしたい気持ちはよくわかります。
しかし投機的な考えかたには大きなリスクがともないます。







少額からという気持ちがとても大事だわ。
FXは少額(数百円)からはじめて、レバレッジは2~3倍におさえましょう。
またFXをはじめるには、デモ取引ではなく「自分のお金」を少しでも投資したほうが上達は早いです。
自分のお金でリアルな経験をつみかさねていったほうが、着実な成果を期待できると思います。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。



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