世の中、なにが起こるかわからないものだわ。
なにが起こるかわからないからこそ、長期投資で資産を運用することが大切だモン。
2020年~2021年にかけてのコロナ禍は、「経営に打撃を受けた業種」と「経営がうるおった業種」をくっきりと2つにわけました。
外国人の爆買い旅行でうるおっていた観光や飲食店などのサービス業が、コロナ禍で最も経営に打撃を受けた業種の筆頭でしょう。
その一方で、通信・IT業や物流業などのひきこもり関係の業種はコロナ禍でうるおいました。
コロナ禍が、モノとサービスの往来を完全にシャットアウトしたからです。
なにがどう転ぶかわからないものです。
なにがどう転ぶかわからないからこそ、資産の運用はとても大切なこと。
今でこそ投資が趣味(本業?)で投資系ブログを書いているわたしですが、独身時代の資産はほぼゼロでした。
投資はもちろんのこと、預貯金さえしていなかったものです...。
何かあったときのために、資産運用はできていますか?
低金利の預貯金だけではインフレに負けてしまい、お金の価値は目減りする一方です。
お金の価値は下がりつづけるので、投資をはじめましょう。
何にどう投資すればいいのかわからないのであれば、ぜひ本記事を読んでみてください。
きっと答えが見つかるはずです。
- リーマンショックとコロナショックの違い
- コロナ禍でうるおった業種と苦しんだ業種
- コロナショック後の株価上昇
- 投資の必要性|投資信託
- 投資の必要性|ドルコスト平均法
長期投資で資産運用へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
なにがどう転ぶのかわからない|Part1
金融経済が完全に破綻(はたん)して、つられて他の業界も共だおれしていきました。
2008年のリーマンショックです。
米国株の暴落から一夜明け、2008年9月30日の東京市場は大荒れとなった。
日経平均株価は一時、前日比600円近い下げとなり、終値は1万1259円と約3年3か月ぶりの安値に沈んだ。
日本経済新聞
リーマンショックとは異なり、コロナショックは消費活動(とくに移動)の停止が経済不況をまねき、多くの企業が活動を縮小させました。
多くの国で感染の抑制を目的とした渡航制限や外出制限等が実施されるなど、人や物の流れに変化が見られることとなった。
国境を越えた人や物の交流だけではなく、国内においても人や物の交流が制限され、その結果、世界経済は急速に減速し、国際通貨基金(IMF)がグレート・ロックダウン(大封鎖)と表現するほどの経済危機が発生している。
経済通産省
しかしコロナショックのなか、中古車販売市場は意外にも好調でした。
二輪車と同様に、密を避けた移動が自動車販売をあと押ししたのです。
コロナ禍以前は公共の交通手段を使っていた人々が、自動車での移動手段を選んだのでしょうね。
同じ理由で、キャンプや釣りなどのアウトドア関係も好調でした。
コロナ禍で経営に苦しんでいた観光業・飲食業等のサービス業とは対照的です。
なにがどう転ぶのか、本当にわからないものです。
つぎは、オススメの資産運用について解説します。
投資信託(とうししんたく)
投資の世界には、「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります。
卵を1つに盛っているカゴを落としたら、盛っている卵はすべて割れてしまいます。
しかし卵をいくつかのカゴにわけて盛っていたら、1つのカゴを落として卵がわれたとしても、ほかのカゴの卵は大丈夫です。
割れやすい卵は、値下がりするかもしれない株式や債券。
投資信託は、たとえいくつかの銘柄が値下がりしても、ほかの銘柄が値下がり分を補ってくれます。
投資信託は、おいしそうなおかずがいっぱい詰まっているお弁当ともいえます( ´艸`)
嫌いなおかずがひとつあっても、ほかのおかずがおいしければ満足しますよね。
嫌いなおかずは、値下がりするかもしれない株式や債券などのたとえになります。
投資信託のながれ
前述したように、投資信託は、たとえいくつかの銘柄の価格が下がっても他の銘柄が補ってくれます。
投資信託は分散投資の代表といっても過言ではありません。
あとで紹介するドルコスト平均法を、投資信託にとりいれると最強の投資方法になります。
最強の投資方法とは、もっとも値下がりする確率が低いという意味です。
投資信託について詳しくは、初心者にオススメの投資信託をわかりやすく説明します!をご参考ください。
なにがどう転ぶのかわからない|Part2
コロナ禍で傷んだ実体経済とは裏腹に、株式相場は2020年3月の大底から一転大上昇しました。
コロナ禍での財政政策(給付金など)と金融緩和(お金の垂れ流し)により、市中にあふれたお金が株式投資に向けられたためです。
給付金やお金のたれ流しに加えて、「アフターコロナを見すえた期待感」も相場の上昇に一役買ったのでしょう(楽観的相場)。
世界の中心である米国株式市場は、GAFAMに代表されるハイテク銘柄にずっと牽引されてきました。
コロナ禍で生まれた巣ごもり消費は、ネットビジネスに関わるハイテク企業にとって、さらなる大きな追い風となりましたね。
なにがどう転ぶのか、本当にわからないものです。
つぎは、資産運用に必須の投資法を説明します。
ドルコスト平均法
相場の大底には大金を投資するべきですし、逆にバブルの絶頂期には大金を投資してはいけません。
しかしながら、相場の大底もバブルの絶頂期もあとになってわかること。
結局投資をはじめるタイミングなど誰にもわからないし、最適解もありません。
ただ一つだけ確かなことは、世界の相場は、多少の上げ下げをくりかえしながらも右肩上がりに推移してきたことです。
ドルコスト平均法
定期的に同じ金額で買っていく
- 価格が安いときに多く買えて、価格が高いときには少ない買い物ですむ。
- 一度に多く買う場合とくらべて、高値づかみのリスクをさけられる。
- 相場の動きをあまりこまかく読む必要がない。
- 必要以上に相場に対して神経質にならずにすむ。
初期の投資金額が少なくてすむ
- 長期で投資機会を分散する投資方法なので、はじめからたくさんのお金を用意する必要がない。
- 月々の「おこづかい」貯金の感覚で投資をはじめられる。
ドルコスト平均法は、投資するタイミングを分散させる投資スタイル。
いつ投資すればよいかを考えないではじめられる、とてもすばらしい投資方法です。
投資初心者の方に、まさにピッタリですね。
なにがどう転ぶのかわからないからこそ、ドルコスト平均法を投資信託に組み合わせてください。
ドルコスト平均法について詳しくは、ドルコスト平均法についてわかりやすく説明します!をご参考ください。
まとめ|投資信託とドルコスト平均法
投資信託を、ドルコスト平均法で積み立てるメリットは3つの分散投資。
- 銘柄の分散|中身の異なる複数の資産を組みあわせる。
- 地域の分散|複数の地域(先進国・新興国)を組みあわせる。
- 時間の分散|価格が安いときにたくさん買えて、価格が高いときには少なく買える。
それぞれ説明していきます。
一般的に株式と債券は、経済状況に応じて反対の値動きをすることが多いです。
したがって、株式と債券を組み合わせることによりリスクを減らせます。
先進国と新興国などのように、異なる地域の資産を組みあわせることで、世界情勢の変化に対してリスクを減らせます。
一度に大金を投資するのではなく、一定の時間を置いて少ないお金を定期的に投資をすることで、価格が高いときには少なく、価格が低いときには多く投資ができます。
投資信託にドルコスト平均法を組み合わせると、日々の相場に惑わされないまさに「ほったらかし投資」になります。
なにがどう転ぶのか、だれにもわかりません。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。
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