株式投資には、たくさんのお金が必要なのかしら?
株式投資には100万円単位の大金が必要だと思っていませんか。
株式投資はお金持ちがするものと思っていませんか。
わたし自身も、株式投資をはじめるまでは、株式投資には大金が必要でお金持ちがするものと思っていました。
しかし令和となった現代では、気楽に1株(単元未満株)から株式投資をできる証券会社が増えています。
100株単位(単元株)ではなく、1株からのワンコインで株式投資ができるのです。
ワンコインで株式投資ができるなんてすばらしいモン。
1株500円以下で買える株式の例
あまり知られていませんが、500円以下で買えて、しかも有名企業という株式は意外にたくさんあるものです。
1株から買える証券会社の口座をもてば、たったのワンコインで有名企業の株主になれます。
ワンコインで株式投資ができるのに、やらないなんてもったいないです。
たばこ代で株が買えるモン。
1日でもはやく、株主になりませんか?
ただし1株からの投資は、デメリットもあるという現実。
本記事では、1株から株が買えるメリットとデメリットについてわかりやすく書いています。
1株から買えるメリットだけではなく、デメリットもしっかりと心に刻んでください。
1株から株式投資へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
単元未満株(たんげんみまんかぶ)
”1株から株を買える”
昭和生まれの投資家にとっては、なんとも “まばゆい投資環境” の到来。
しかも年々手数料が安くなり、1株から株を売買できる証券会社も増えています。
1株から株式を買える証券会社
- LINE証券
- 楽天証券
- SBI証券
- CONNECT
- 日興フロッギー
- PayPay証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- 岡三オンライン
- 野村證券
1株から株を買えるということは、少ないお金でも株式投資に参加できるということ。
「数百円」「数千円」の投資で、トヨタ自動車やソフトバンクグループの株主になれるのです。
”ゆめ” があるモン。
一方、投資大国の米国では ”デメリット” なしに1株から株を買えます。
”デメリット” という言葉にトゲがありますが、日本国内の投資環境はまだまだ米国とはかけ離れています。
すくなくとも、株を買える基本の数量が根本的に違うのです。
米国では堂々と、”デメリット” なしに1株からGAFAMの株主になれます(参考:GAFAMとは?)。
- Amazon
FacebookMeta- Apple
- Microsoft
さらに ”ゆめ” があるモン。
”デメリット” とは、単元未満株の売買に関してです。
単元未満株の ”デメリット” とは下記の5つ。
- 手数料(スプレッド)
- 取引時間
- 時間差
- 一方通行
- 規則
それぞれ掘り下げて説明します。
手数料
単元未満株の手数料
証券会社 | 買い手数料 | 売り手数料 | 備考 |
LINE証券 | 0.2~0.5% | 0.2~0.5% | 時間外1% |
楽天証券 | 0円 | 11円 | 最低手数料なし スプレッド0.22% |
SBI証券 | 0円 | 0.55% | 最低手数料55円 (売りのみ) |
CONNECT | 0.5% | 0.5% | 最低手数料なし |
日興フロッギー | 100万円以下は0円 100万円以上は1% | 100万円以下は0.5% 100万円以上は1% | 100円から買える |
PayPay証券 | 0.5% | 0.5% | 時間外1% 最低手数料なし |
マネックス証券 | 0円 | 0.55% | 最低手数料52円 |
auカブコム証券 | 0.55% | 0.55% | 最低手数料52円 |
岡三オンライン | 2万円までは220円 3万円までは330円 | 2万円までは220円 3万円までは330円 | 10万円までは660円 10万円増加毎に660円 |
野村證券 | 1.1% | 1.1% | 最低手数料5万円 |
単元未満株の手数料は、証券会社により「0円~220円」「0%〜1.1%」と幅があります(2万円以下の売買)。
- ”手数料が0円ならいいじゃない”
- ”手数料が毎月220円ならいいじゃない”
- ”手数料が0.2%ならいいじゃない”
と思うでしょうが...
それぞれに“ウラの顔”があるのです。
取引時間
証券会社によっては、通常の取引時間以外でも単元未満株の売買ができます。
しかし証券取引所の取引時間「9:00~11:30」「12:30~15:00」以外だと、約定代金の1%も手数料(スプレッド)をとられてしまいます。
時間外に取り引きできるだけでもありがたいモン。
取引時間外でも株が買えることには、大変感謝しております。
時間差
「LINE証券」「CONNECT」「楽天証券」ではリアルタイムに株式を売買できますが、3社以外の証券会社では数時間後に約定となります。
たとえば、朝一番に注文を入れてもすぐに約定しないで、午後からの約定となってしまうのです。
すなわち注文時点では、”株価がいくらで約定するかわからない” のです。
単元未満株の注文と約定(例)
「9時に株価が1,000円だったので注文したら、約定価格は1,100円だった」
上記のようなことが起こるかもしれません(逆に約定価格が900円だったという場合もありえます)。
”株価がいくらで約定するかわからない”
リアルタイムに約定しないことが 単元未満株売買の最大の欠点でしょう。
一方通行
単元未満株の売買には、以下の ”一方通行” があります。
- 売ることはできても買うことができない。
- 買うときは手数料0円でも売るときは手数料がかかる。
松井証券では、単元未満株を売ることはできますが買うことはできません。
また「SBI証券」 「マネックス証券」 は、単元未満株を買うときは手数料0円ですが、売るとき(最低手数料あり)は約定代金に0.55%の手数料がかかります。
規則
単元未満株の売買において、”一見条件がよさそうでも、じっくりと中身を見ると??” というケースが2つあります。
- 約定代金によって手数料が高くなる:「日興フロッギー」
- 最低手数料がある:「auカブコム証券」「SBI証券」「マネックス証券」
日興フロッギーの買付手数料は、約定代金が100万円以下であれば0円ですが(売付は約定代金の0.5%)、 約定代金が100万円以上になると買付・売付手数料ともに約定代金の1%になる。
「auカブコム証券」「SBI証券」「マネックス証券」 のように最低手数料が設定されている場合、少ない単元未満株の買付だと手数料負けしてしまいます。
- auカブコム証券の最低手数料:52円
- SBI証券の最低手数料(売り):55円
- マネックス証券の最低手数料(売り):52円
くれぐれも、手数料負けには気をつけるんだモン。
呼び名
- いちかぶ(LINE証券)
- ひな株(CONNECT)
- まめ株(野村證券)
- プチ株(auカブコム証券)
- ワン株(マネックス証券)
- S株(SBI証券)
- かぶミニ(楽天証券)
それぞれに、”かわいらしい” 呼び名がついているわね。
配当金
単元未満株を持っていても、100株(単元株)にならなければ以下の権利をもらえません。
- 株主総会での議決権(株主総会に参加して、議案への賛成・反対の票を入れられる)
- 株主優待の権利(企業から株主へのプレゼント)
ただし1株でも保有していれば、持っている株式数に応じて配当金をもらえます。
ありがたいですね。
まとめ
単元株とくらべて手数料が高く、また ”いくらで約定するかわからない” という2点が単元未満株売買の欠点。
「割高な手数料」と 「いくらで約定するかわからない」 という2つの欠点を踏まえたうえで、1株から株を買える証券会社を総合的に見ると...。
- LINE証券はリアルタイムで単元未満株の売買ができる。
- LINE証券のグループAの株を、東京証券取引所の取引時間に売買すると、最安値0.4%の往復手数料(買付手数料+売付手数料)。
*参考:LINE証券のグループAとは?
【リアルタイム注文】
【最安値0.4%の往復手数料】
単元未満株の約定代金にもっとも「納得」「あんしん」できる証券会社は、LINE証券だと思います。
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それではまた。
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