日常生活で、ローンのお世話になることは少なくありません。
商品の買い手からすると金利は低いほうがいいですし、売り手からすると高い方がいいでしょう。
設定された金利が高いか低いかで、総支払金額は大きく変わります。
商品の値札はチェックするけど、金利を気にしたことはない...。
わたし自身、若いころは金利のことなんて考えたこともなかったです。
さぞかし販売店にとっては、「おいしいお客」だったことでしょう( ´艸`)
カードのリボ払いは、やめたほうがいいって聞いたわ。
2回目までは金利ゼロだけど、それ以降は金利が高いんだモン。
われわれ投資家にとって、預金の金利や配当金などのインカムゲインにより、資産が年々増えていくのはとてもうれしいものです。
複利に支えられながら...。
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金利について学ぶことは、上手な資産運用の手助けとなります。
金利を支払う(利子)側と金利を受けとる(利息)側。
誰でも金利を受けとる側がいいでしょう。
本記事を読むことで、金利を受けとる側の人になってもらえるとうれしいです。
- 販売会社の金利を設定する基準
- 単利運用
- 複利運用
複利を活かして「ほったらかし投資」へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
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”○○さんと比べて、なぜ数%もオートローンの金利が安いのか” と、度々お客様から質問を受けます。
弊社は自動車販売店。
弊社のオートローン金利は、実質年利「ネット2.6%」「グロス5%」です。
グロスは最大値のことね。
ネットはグロスから、手数料を引いた値のことだモン。
巷の自動車販売会社さんでは、実質年利「5%~8%」がよく使われているようです。
金利の設定は、販売会社自身で独自に設定できません。
信販会社が、そのお店の金利が設定します。
すなわち、支払いのよいお客様が多い販売店は金利が低く設定されます。
逆に支払いの悪いお客様が多い販売店は、金利が高く設定されるのです。
当然の摂理ですよね。
複利と単利
複利効果とは、運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することです。これにより、利益が利益を生み、ふくらんでいく効果が生まれます。
「複利」の対義語は「単利」です。
りそなグループ
「単利」とは、運用で得た収益を(元本にプラスせず)毎回受け取り、当初の元本の金額のままで運用する方法です。
複利の素晴らしき世界へようこそ。
複利運用は雪だるま
相対性理論で有名なアルバート・アインシュタインの言葉に、「複利は人類最大の発明で、知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利子を払う”」という有名なセリフがあります。
単利運用と複利運用のグラフ
単利運用での元本は、ずっと同じままで変わりません。
一方の複利運用での元本は、毎年前年の利息が加算されて膨らみつづけます。
単利運用では、1年目の利息が毎年そのまま増えていくだけです。
しかし複利運用では、元本も利息も雪だるま式に増えていきます。
”複利は雪だるま”
複利計算
- 元本が100万円あり、この100万円を金利2%で運用(100万円×0.02)したとすると、1年後には102万円になります。
- 102万円のうち2万円は、100万円の元本に対してついた利息です。
- 100万円の元本に利息の2万円(102万円)を含めて、再度金利2%で1年間運用すると、2年後には104万400円となります。
- 104万400円のうち400円は、1年目の利息である2万円についた利息(2万円×0.02)です。
1,000,000円
1,020,000円
1,040,400円
1,061,208円
1,082,432円
以上のように、利息にも利息がつくことを複利といいます。
複利の効果は、期間の長さに比例して大きくなります。
複利にするためには、利息を元本に組み入れて運用すればよいだけです。
利息は受けとると覚えてね。
利子は支払うと覚えるモン。
単利
利息を元本に加算しない場合は単利といいます。
- 元本が100万円あり、この100万円を金利2%で運用(100万円×0.02)したとすると、1年後には102万円になります。
- 102万円のうち2万円は、100万円の元本に対してついた利息です。
- 利息の2万円を元本100万円に含めないで、100万円のみを再び金利2%で運営したとすると、2年後には104万円となります。
- すなわち、毎年利息は2万円のみ加算されていくだけです。
1,000,000円
1,020,000円
1,040,000円
1,060,000円
1,080,000円
複利と単利では、5年目で2,432円の差が生まれました。
期間が長くなればなるほど、複利と単利では差が広がります。
まとめ
前述したように、複利の効果は資産が増えるにつれて高まります。
同じように、期間が長いほど複利の効果は高まります。
人類最大の発明である複利の効果を、資産形成に上手に役立ててください。
複利と長期投資の相性は抜群です。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。
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