毎日500円でも副収入があればうれしいモン。
簡単であれば、なおさらうれしいわ。
だれにでも出来そうな、簡単な副収入をさがしていませんか?
わたし自身も投資をはじめるまでは、暇さえあれば副収入について調べていました。
そこで出逢った副収入が、日経225ミニの「IRブレイク戦略」です(日経225ミニとは?)。
日経(にっけい)という文字をみるだけで、「なんだか難しそう」と思う方もいるでしょう。
しかし大丈夫です。
決められた型どおりに取引するだけなので、日経の文字はまったく関係ありません。
ほとんど手間のかからない簡単な取引で、ひと月に1万円もかせげたら最高ですよね。
一般的なアルバイトのように束縛されない。
毎朝10時に価格を設定してあとは待つだけ。
スマホひとつあれば大丈夫だモン。
夢のような投資スタイルだわ。
わたし自身も日々かせいでいます。
日経225ミニの「IRブレイク戦略」は、夢のような副収入をもたらしてくれます。
*IR=Initial Range(イニシャルレンジ・最初の範囲)
しっかりと本記事を読んで、夢のような副収入を稼げるようになりませんか。
本記事を読むことで、安定してひと月に1万円でも稼げるようになれたらうれしいです。
- 先物取引について理解できる。
- 日経225ミニを知り尽くせる。
- IRブレイク戦略をはじめられる。
- こころとからだにやさしい「ほったらかし」投資を身につけられる。
本記事は下記の書籍を参考にしています。
IRブレイク戦略へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
日経225ミニは先物取引のひとつ
前述したように、IRブレイク戦略は日経225ミニを取引します。
IRブレイク戦略をはじめるには、日経225ミニの知識が多少は必要です。
したがって、IRブレイク戦略をより理解してもらうために、日経225ミニについて簡単に説明しておきます。
難しそうだわ。
大丈夫、わかりやすく説明するモン。
先物取引の種類
日経225ミニは、先物取引のひとつです。
- 株価指数先物(日経225先物・日経225ミニ・東証株価指数)
- 債券先物
- 通貨先物
- 金利先物
日経225ミニの理解のために、まずは先物取引について説明します。
取り引きする商品の価格や量を、商品の引き渡し前に「買い手」と「売り手」で決めておきます。
そして商品を引き渡す時の相場がいくらであろうとも、以前に約束した価格で取り引きするのです。
先物取引には、前もって商品の価格や量を決めておくことで、将来の価格変動を避けられるというメリットがあります。
先物取引
ボクのショッピングで説明していくモン。
くまケンは、半年後のガールフレンドの誕生日に 「金の指輪」 を買おうと思っています。
「金の指輪」の原料であるゴールドの価格は日々変動するので、「金の指輪」 の価格もゴールドの相場にあわせて上下します。
くまケンは、半年後の彼女の誕生日に 「金の指輪」 をプレゼントしようとを決めたのですが、半年後の価格が気になりました。
現在の 「金の指輪」 は5万円です。
半年後の 「金の指輪」 が今日と同じ5万円であれば買えますが、5万円以上になると買えません。
くまケンは、半年後に5万円で 「金の指輪」 を買う予約を宝石屋さんに入れました。
半年後に5万円で 「金の指輪」 を買う予約を入れることにより、半年後に 「金の指輪」が6万円になっていても、くまケンは5万円で 「金の指輪」を買えることになります。
買い手(くまケン)は商品が高くなるリスクが無くなり、一方の売り手(宝石屋さん)は商品が安くなるリスクが無くなりました。
先物取引は、買い手と売り手両方のリスクを取り除いてくれるのです。
つぎは、日経225ミニについてわかりやすく説明します。
日経225ミニは日経平均株価を先物化した取引
日経225ミニは将来の日経平均株価を予想する取引なので、日経225ミニと日経平均株価のチャートは若干異なります。
日経225ミニ(左)と日経平均(右)
日経225ミニは、この先日経平均株価が上がるか下がるかを予想する取引。
モノだけではなく、数字までも先物取引にするなんておもしろいですね。
空売り
日経225ミニは、信用取引やFXと同じように空売りもできます。
通常の取引は安く買って高く売るのですが、空売りは高く売って安くなったら買いもどします。
空売りをすることにより、収益の機会が2倍に広がりますね。
空売り
日経225ミニと日経225ラージ
日経225ミニの価格は5円刻みの取引で、1刻みの実際の金額は5円×100倍=500円となります。
すなわち日経225ミニは、日経平均株価を100倍した金額を取引するのです。
かりに日経平均株価が25,000円の場合、日経225ミニでは2,500,000円を取引することになります。
*日経225先物=ミニに対してラージ
日経225ミニと日経225ラージの違い
名称 | ミニ | ラージ |
証拠金 | ラージの10分の1 | ミニの10倍 |
1刻みの価格 | 5円 | 10円 |
日経平均株価の何倍 | 100倍 | 1,000倍 |
1刻みの実際の金額 | 500円 | 10,000円 |
- ミニの値段のきざみは5円、ラージの値段のきざみは10円。
- ミニの証拠金はラージの10分の1。
- ミニの取引単位は日経平均株価の100倍、ラージは1,000倍。
基本的には、日経225先物は機関投資家(銀行・保険会社・投資顧問会社など)向けで、日経225ミニは個人投資家用だと思ってください。
証拠金をはじめ、ラージとミニでは2倍~20倍の差があります。
我々個人投資家は、むやみに日経225先物(ラージ)には手をださないようにしましょう。
つぎは、日経225ミニの満期日についてわかりやすく説明します。
日経225ミニの限月(げんげつ)とSQ日
日経225先物/日経225ミニにはしっかりと満期日が決められていて、満期日のことを「SQ日」といいます。
SQとは「Special Quotation」の略語で、取引期間内に決済されなかったポジションを自動的に決済するための指数です(ポジションとは?)。
日本語では特別清算指数と呼ばれていて、満期日に日経平均株価をもとに算出されます。
SQ日
先物取引とオプション取引のSQ月
限月 | ラージ | ミニ | オプション |
1月 | – | 〇 | 〇 |
2月 | – | 〇 | 〇 |
3月 | 〇 | 〇 | 〇 |
4月 | – | 〇 | 〇 |
5月 | – | 〇 | 〇 |
6月 | 〇 | 〇 | 〇 |
7月 | – | 〇 | 〇 |
8月 | – | 〇 | 〇 |
9月 | 〇 | 〇 | 〇 |
10月 | – | 〇 | 〇 |
11月 | – | 〇 | 〇 |
12月 | 〇 | 〇 | 〇 |
日経225ミニは、1月から12月までの毎月第2金曜日がSQ日です。
日経225先物は「3月」「6月」「9月」「12月」 のみが清算月( 第2金曜日が SQ日)で、メジャーSQと呼ばれています。
取引参加者数は、メジャーSQ月が圧倒的に多いです。
ポジションは、SQ日前に手じまいするんだモン。
ここで注意して欲しいことは、ポジションはSQ日まで持ち込まなくてもいいということです。
もとい、持ち込まないことをオススメします。
自動精算
ポジションがあらかじめ決めておいた条件に達したら、早々に手じまいするほうがいいです。
なぜならSQ日が近づくにつれて、大口投資家たちの思惑により日経平均株価が大きく上下に振れやすいからです。
粛々とためておいた利益がいっぺんに吹き飛ぶだけならまだしも、大赤字になることもあります。
大口投資家たちの思惑に振り回されないように、ポジションは早めに手じまってください。
つぎは、日経225ミニのメリットとデメリットを説明します。
日経225ミニのメリット・デメリット
日経225ミニには、メリットだけではなくデメリットもあります。
日経225ミニの メリット
資金効率
先物取引は、少ない手持ち資金で20数倍のお金を動かせる夢のような取引方法です。
「レバレッジ」による資金効率のよさが、日経225ミニ最大のメリットといえます(レバレッジとは?)。
かりに証拠金(手持ち資金)が10万円であるとすれば、200万円を超える取引が可能です。
*先物取引の証拠金は、日経平均株価の相場状況に応じて毎週変動します。
信用取引のレバレッジは約3倍なので、その差は歴然ですね。
取引時間
東京株式市場は、9時~15時までしか開いていません。
日経225ミニは、「8時45分~15時10分」「16時30分~5時25分」とほぼ1日中取り引きできます。
日経先物市場は、取引時間が長いのね。
日中は取引に参加できない方がほとんどだと思いますが、日経225ミニなら夜の部で堂々と相場に張りついていられますね。
時間効率
前述したように、日経225ミニは空売りでもかせげます。
「現物取引」では買って高くなるのを待つしかないのですが、日経225ミニでは高く売って安く買いもどす空売りができるのです(現物取引とは?)。
相場の往復(買いと売り)で取り引きできるので、時間を効率よく使えます。
日経225ミニの デメリット
期限が限られている
現物取引は、いったん買ってしまえば期限などなくずっと持つことができます。
しかし日経225ミニ にはSQ日が設けられているので、期間限定の商品となります。
あと数日持っていればさらに儲かる商品も、SQ日には必ず清算しなければなりません。
SQ決済
レバレッジ
日経225ミニ のメリットで触れたレバレッジですが、資金効率のよさとは逆に大金を失うリスクもあります。
少ない証拠金で20数倍の取引をおこなうと、ちょっとした相場の動きですぐに「追証」が発生してこころとからだに悪いです(追証とは?)。
ましてや追証を払えないと、含み損を抱えたポジションは強制的に決済されます。
レバレッジ
余裕をもった取引と損切りが大事だモン。
余裕のある証拠金を手元に用意(口座に入金)して、かならず損切りを設定するようにしてください(損切りとは?)。
おまたせしました!つぎはIRブレイク戦略について、わかりやすく説明します。
日経225ミニのIRブレイク戦略
日経225ミニのブレイク戦略について、ターゲットプライスと注文の設定方法について説明します。
IRとターゲットプライスの設定
日経225ミニにも、株式投資やFXのようさまざまなテクニカル分析があります。
しかしながら、テクニカル分析はむずかしくてわずらわしいもの。
そこで、チャートを見なくてもいい(テクニカル分析が必要のない)IRブレイク戦略を紹介します。
IRとは「Initial Range」の略語で、最初の範囲という意味です。
日経225ミニの最初の範囲は、先物市場が開始直後の8時45分~9時59分。
IRブレイク戦略は、8:45~9:59の間はトレードをせずにIRの高値と安値を設定します。
そして10:00~15:10の間に、IRの高値と安値を超えときだけトレード開始です。
一定のレンジ(範囲)を超えたら取引をはじめて、設定した価格に届いたら決済するというシンプルな戦略。
IRブレイク戦略の例
8:45~9:59の間は取引に参加しません。
IRの高値とIRの安値をチェックするだけです。
IRの高値は9:30の「20,000円」でした。
IRの安値は9:00の「19,900円」でした。
IRの高値とIRの安値の差分(20,000円-19,900円=100円)100円を、売りと買いのターゲットにします。
IRの高値「20,000円」+ターゲット「100円」=「20,100円」が買い注文のターゲットプライスになります。
10時以降に20,000円を超えたら買い注文をいれて、「20,100円」になったら売って決済します。
IRの安値「19,900」-ターゲット「100円」=「19,800円」が売り注文のターゲットプライスになります。
10時以降に19,900円より下がったら売り注文をいれて、「19,800円」になったら買いもどして決済します。
それぞれ100円の利益(実際日経225ミニの場合は×100倍で10,000円の利益)です。
注文設定
IRブレイク戦略にも、損切りラインを設定しなければなりません。
買いポジションの場合は、IR高値「20,000円」よりも10円安い「19,990円」に損切りを設定します。
逆指値注文で「20,000円」以上になったら買いに設定(買い注文)。
買い注文が成立したら、逆指値付通常注文で「20,100円」を超えたら売りと指値注文を設定(決済注文)。
「20,000円」より10円下げたら「19,990円」に売りの逆指値注文を設定(損失限定注文)。
売りポジションの場合は、IR安値(19,900円)よりも10円高い「19,910円」に損切りを設定します。
逆指値注文で「19,900円」以下になったら売りと指値注文を設定(売り注文)。
売り注文が成立したら、逆指値付通常注文で「19,800円」より下げたら買いと指値注文を設定(決済注文)。
「19,900円」より10円上げたら「19,910円」に買いの逆指値注文を設定(損失限定注文)。
IRブレイク戦略については、わかるまでなんども読み返してください。
最後はまとめです。
IRブレイク戦略で「ほったらかし投資」
- IRブレイク戦略にはテクニカル分析など必要ない。
- 取引開始の15分間は取引をしないで、IRの高値と安値を設定する。
- IRの高値と安値の差を高値と安値に加えて、それぞれをターゲットプライスに設定する。
- 価格が高値か安値を超えたら買い:売り注文をする。
- 損切ラインを設定する。
- 価格がターゲットプライスに届いたら決済注文をする。
- あとは同じ取引をくり返すだけ。
IRブレイク戦略も、損切りを設定することにより、こころとからだにやさしい「ほったらかし投資」ができます。
損切りを設定したあとは、仕事にでも勉強にでもはげんでください。
ただほったらかして、あとは待つだけです。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。
追伸 投資は自己責任でお願いいたします。
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