基本的に投資は、安く買って高くで売るわ。
高く売って、安くで買いもどす投資手法もあるモン。
金融投資は、安く買って高くなったら売るだけの手法だと思っていませんか?
金融投資は空売りという投資手法により、高いときに売って安くなったら買いもどすことで、利益を出すこともできます。
「安く買って高くなったら売る」「高く売って安くなったら買う」という2つの投資手法を使うことにより、収益の機会が2倍にひろがります。
*空売りについて詳しくは後述します。
そろそろ安く買って、高く売るだけの金融投資を卒業しませんか。
空売りにもデメリットがあるわ。
空売りは、価格が上がると損失になるモン。
価格の上昇には限界がないので、空売りの損失は無限になります。
空売りの損失は無限
商品の価格は0円になるという限界がありますが、高くなることに限界はありません。
くり返しますが、空売りの損失は無限なのです。
したがって、収益の機会を2倍にするためには投資手法を選ぶ判断力が必要となります。
- 自動車の査定(事故車)には、修復歴有り無しを選ぶ判断力が必要。
- 金融投資には、機関投資家のような投資手法を選ぶ判断力が必要。
投資手法を選ぶ判断力へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
修復歴の有無を選ぶ判断力
自動車販売店にとって、「買い取り車」「下取り車」の査定はとても重要な業務です。
車体の細部を冷静な目でチェックして、修復歴の有り無しを判断します。
自動車の査定額は、グレード・ボディカラー・装備品にも左右されますが、やはり修復歴有り無しのウェイトが一番大きいです。
一般的にはあまり知られていませんが、自動車の修復歴にはしっかりとした定義があります。
修復歴のある車とは
日本自動車査定協会ウェブサイトによれば、交通事故やその他の災害により、自動車の骨格部分の交換や修正をした経緯があるものを修復歴があるといいます。ここでポイントとなるのが、「骨格」とはどの部分でしょうか?
「骨格」はフレームとも呼ばれ、車種によって異なりますが、下図ボンネットタイプの車で、イメージを掴んでください。車の強度を保つ部分が骨格(フレーム)にあたり、骨格部分に影響を及ぼし、交換や修正をすると「修復歴車」として扱われます。逆に車の強度を保つ部分ではない外側のフェンダーやドアの損傷では事故歴車にはならず、交換をしても修復歴車とはなりません。
ZURICH
- ①フレーム(サイドメンバー)
- ②クロスメンバー
- ③インサイドパネル
- ④ピラー
- ⑤ダッシュパネル
- ⑥ルーフパネル
- ⑦フロア
- ⑧トランクフロア
ただし、ネジ止めされている場合は骨格にはなりません。
ネジ止めされているかいないかが、修復歴有りか無しかの分かれ目ですね。
しっかりと自動車査定の定義を頭にたたきこんで、修復歴ありなしを選ぶ判断力を身につけたいと思います。
投資手法を選ぶ判断力
金融投資の世界では、投資手法を選ぶ判断力が必要です。
買いのポジション
多くの個人投資家は、安く買って、高く売ることで値上がり益(キャピタルゲイン)を得ようとします。
または、保有しつづけることで配当金・分配金・金利(インカムゲイン)を得ようともします。
どちらにも共通するのは「買い」のポジション、つまり買ったときから価格が上がれば利益となり、逆に価格が下がると損失という点です。
大暴落
大暴落と呼ばれるものは、数年おきに突然やってくるものです。
- 1929年 ウォール街大暴落
- 1971年 ニクソンショック
- 1987年 ブラックマンデー
- 1991年 日本バブル崩壊
- 1997年 アジア通貨危機
- 2001年 ITバブル崩壊
- 2006年 ライブドアショック
- 2008年 リーマンショック
- 2020年 コロナショック
>>資産に保険を掛ける|オプション・先物取引で大暴落に備えよう!
大暴落の局面では、資産を失った多くの投資家が投資の世界から消えてしまいます。
ところが大暴落のときでも、大きなリターンを得る投資手法があるのです。
空売り
暴落時に退場を迫られる投資家と、たっぷりと儲ける投資家の違いは「売り」から入れるかどうかです。
「売り」から入ると、価格が下落すれば利益となり、逆に価格が上昇すると損失となります。
空売りの説明図
価格が1,000円のときに、商品借りる。
1,000円の商品を借りると同時に、1,000円で売る(1,000円が手元に残る)。
価格が900円になったら、900円で買いもどす(900円を払う)。
900円で買った商品を返す。
手元に残った100円(1,000円ー900円)が利益。
空売りは、実際にはもっていない商品を(証券会社などから)借りてきて売り、安くなったら買いもどして(証券会社などへ)返して、その差額で利益をねらう取引です。
まとめ
個人投資家のほとんどが「買い」から入ります。
しかしヘッジファンドなどの機関投資家は、「買い」と「売り」の両方のバランスをとって、ポートフォリオを組んでいます。
>>資産形成|投資にはアセットアロケーション(資産配分)が必要!
投資のプロは、投資手法を選ぶ判断力もっているのです。
わたしたち個人投資家も、投資のチャンスを見逃さないように、投資手法を選ぶ判断力を養わなければいけません。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。
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