クマ美は、3級ファイナンシャル・プランナー技能士なの。
次は、2級ファイナンシャル・プランナー技能士を目指すんだモン。
資産運用について提案するには、株式など個々の金融商品について詳しいことはもちろん、それぞれの性質の違いについてもしっかりと理解しておく必要があります。
本ブログでは、金融資産運用の「金融商品の種類」について要約しています。
2級FP技能士を目指している方に向けて、下記の書籍を参考にして作成しました。
ほんのわずかでも、2級FP技能士を受験される方の手助けになれたら幸いです。
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
金融商品の分類方法
金融商品の性質は、以下の3つに分類されます。
安全性 | 損失の可能性 | ・価格の変動 ・利益の変動 ・発行体の財政健全性 ・金融機関の経営健全性 |
流動性 | 現金化 | ・中途解約が可能か ・満期 ・換金の手続き |
収益性 | 予想利益 | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
安全性
金融商品の安全性には、2つのポイントがあります。
元本と利子の安全性です。
- 元本保証あり=元本が減らないことを保証している商品
- 元本割れ=商品の価格が変動して購入金額より下がること
元本保証の代表は、普通預金だわ。
株式や債券は、元本割れするかもしれないモン。
流動性
金融商品の現金化へのしやすさを、流動性といいます。
流動性は2つの期間がポイントです。
- 満期などが決められている場合、現金化できないので流動性が低い。
- 中途解約ができても、解約手数料がかかる場合がある。
- ATM~事前申し込みが必要なものまで、さまざまなケースがある。
- 手続き~振込までの期間は商品ごとに異なる。
収益性
金融商品の収益性とは、運用で得られる利益の大きさです。
金融商品の利益には、「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の2つがあります。
- 金融商品を保有しているだけで得られる収益
- 預貯金=利息
- 株式=配当
- 金融商品の売却時に得られる収益
- 売却価格>購入価格
キャピタルゲインの反対は、キャピタルロスだわ。
インカムロスは無いんだモン。
収益性と安全性
金融商品の収益性と安全性は、基本的には両立しません。
収益性が高ければ安全性は低くなり、収益性が低ければ安全性は高くなります。
金融商品の分類
主な金融商品の「安全性」「流動性」「収益性」は、以下の通りです。
わたしは普通預金派だわ。
ぼくは株式派だモン。
それではまた次回。
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