クマ美は、3級ファイナンシャル・プランナー技能士なの。
次は、2級ファイナンシャル・プランナー技能士を目指すんだモン。
金融投資の基本は、分散投資です。
「ポートフォリオ」とは、金融資産の組み合わせのことなので、ポートフォリオ理論をしっかりと理解する必要があります。
本ブログでは、金融資産運用の「ポートフォリオ理論」について要約しています。
2級FP技能士を目指している方に向けて、下記の書籍を参考にして作成しました。
ほんのわずかでも、2級FP技能士を受験される方の手助けになれたら幸いです。
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
資産運用のための重要理論
ポートフォリオは機関投資家だけではなく、個人投資家にとっても重要な理論です。
資産運用の安定化には不可欠です。
ポートフォリオとアセット・アロケーション
ポートフォリオは、保有する資産の組み合わせ(分散投資)です。
「ポートフォリオ理論」は、分散投資により安定した資産運用を目指します。
ポートフォリオと同じような意味合いに、「アセット・アロケーション」があります。
アセット・アロケーションは、国内外の複数の商品に、どのような割合で投資するかを決めることです。
- 【ポートフォリオ】組み合わせる個別銘柄を重視
- 【アセット・アロケーション】どの種類の資産にどれだけ資金を配分するか
アセット・アロケーションの比率は、年齢・資産状況・リスク許容度などで異なります。
アセットは資産だわ。
アロケーションは運用だモン。
ポートフォリオの期待収益率
そのポートフォリオで期待する収益率を、「ポートフォリオの期待収益率」といいます。
計算方法は、各金融商品の期待収益率を、ポートフォッリオへの組み入れ比率で加重平均します。
- A資産の期待収益率2%で組み入れ比率60%
- B資産の期待収益利率3%で組みいて比率40%
A資産(2%×60%)+B資産(3%×40%)=2.4%
相関関数
投資のリスクとは、利益や損失が発生する「不確実性」です。
したがってリスクが大きいとは「不確実性が大きい」、リスクが小さいとは「不確実性が小さい」ということです。
したがって、ポートフォリオのリスクを抑えるためには、異なる動きをする銘柄を組み入れる必要があります。
その際に参考となるのが「相関係数」です。
相関指数 | -1 | 0 | +1 |
値動き | 全く逆 | 無関係 | 全く同じ |
低減効果 | 低減効果最大 | ~ | 低減効果ない |
システマティックリスクと非システマチックリスク
分散投資をしても消せないリスクを、「システマチックリスク」といいます。
逆に消すことができるリスクを、「非システマチックリスク」といいます。
シャープレシオ
「リスクに対してどれだけの収益を得られたか」を表す指標を、「シャープレシオ」といいます。
計算式
安全資産は、預貯金などの元本保証がある商品です。
リスクを表す標準偏差は、数値が大きいほどリスクが高いことを示しています。
シャープレシオの数値が大きいほど、低いリスクで高い収益を得られたことを意味します。
シャープレシオは、高いほど運用効率がいいのね。
投資信託の評価によく使われるモン。
それではまた次回。
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