まわりに流されて、株を買ってはいけないんだわ。
みんなの反対に進むことも、大事ってことだモン。
株を買うとき、買うための基準をしっかりと決めていますか。
- 今が相場の底だろうから...
- まわりのみんなが買っているから...
- ただ欲しいから...
理由はさまざまです。
株を買うときに買うための基準をしっかりと決めていないと、売るときの基準も曖昧になってしまいます。
すなわち成行注文で、適当に損益を確定してしまうのです。
成行注文
わたしも株式投資をはじめた頃は、チャートも見ずに適当に買っていました。
少し上がったら売って、暴落したら損切りもできずに塩漬け...。
最悪でした。
そのような時代もあったわね。
株を買う基準を決めている今は、もう大丈夫だモン。
適当な損益確定では、こころとからだにやさしい「ほったらかし投資」はできません。
本記事では、株を「買うための理由」と「買わない勇気」について書いています。
しっかりとしたブレない信念をもって、株式投資に臨みましょう。
買うための理由と買わない勇気へようこそ💘
- 九州を拠点に自動車販売店を経営
- 2015年より金融系ブログ作成
- ほったらかし投資が座右の銘
株を買うための理由
1986年から1990年頃にかけての、資産価格の急激な上昇とそれにともなう好景気を、あとになって ”バブル” と呼びました。
あらゆる資産価格の急激な膨張(上昇)と崩壊(下降)が、泡がふくらんでしぼむ様子に似ていることから、バブルと呼ばれるようになったのです。
資産価格の膨張(上昇)はとてもうれしいことなのですが、実際の経済力以上に資産価格が上がってしまったことが問題でした。
バブル経済ピーク直前の資産価格の上昇は、完全に狂っていました。
- 安いから買う、まだ上がるから買う、皆が買うから買う。
- 会社が所有する不動産の含み益を、営業利益にでっち上げる。
- 投資対象が赤字企業でも、売上高がよければ投資対象にする。
- ますます過熱する株式相場に、吸いよせられるように株を買う。
*バブルの時期、諸外国からは”ジャパン・アズ・ナンバーワン”(日本を見習え)といわれていたようです。
バブル期には上記のような理由で、さまざまな投資が行われていました。
株式投資も同様です。
バブル期の投資家は、買うためのしっかりとした基準もなく、買うための理由をさがしながら株を買っていたのでしょう。
バブルについて詳しくは、バブルを経験した筆者がオススメ!最強のドルコスト平均法をご参考ください。
株を買うための理由がなければ買わない勇気が必要
くり返しになりますが、バブル期の多くの株式投資家は株を買うための理由をさがしていました。
株を買うための理由をさがしていた投資家が、その後どうなったかは説明するまでもないですね。
もしかしたらあなたも、株を買うための理由を探していませんか?
あいまいな理由で株を買ってはいけないのね。
株を買う基準を決めるモン。
株を買うためには、それなりのただしい理由が必要です。
自分が100%納得したときにだけ株を買うようにしましょう。
買わない勇気は、買う勇気以上に大切です。
相場の神様 と呼ばれている本間宗久翁は、『人皆西に行けば東に行け』という格言をわたしたちに残してくれました。
すなわち、”悲観で買い、楽観で売れ” ということです。
ほったらかし投資の視点からも、”悲観で買い、楽観で売る” 方がうまくいくように思います。
逆に ”楽観で買い、悲観で売る” を繰り返していたら、資産が徐々に減っていくのは言わずもがなですね。
投資で成功していくためには、 ”悲観で買い、楽観で売る” という考え方はとても重要です。
下落相場で世間が不安になっているときにこそ、平常心をもって株式市場に向き合っていきましょう。
暴落相場での平常心こそが、長期的な株式投資の成功につながります。
世の中の雰囲気に流されずに、しっかりとした基準を決めて「ほったらかし投資」と向き合っていきたいものです。
- 「ほったらかし投資」とは読んで字のごとく、商品を買ったあとは ”ほったらかし” ているだけの投資方法。
- 「ほったらかし投資」の中身はさまざまだが、投資のプロやAIに売買をまかせるというのが基本。
- 「ほったらかし投資」は、<初心者も始めやすい><少額から始められる><長期投資に有効な>投資方法。
それではまた。
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